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私感

全体として一般向けの密度で、先端の知識を持たずとも理解できたイベントだった。

「AI」を単独で考えない

「AI」を単独で扱うのではなく、全ての領域で係るものとして扱っているようだ。考えてみると、多くの領域でコンピュータと通信は当然のように使われている。それと同じことがAIにも言えるようになり、目指す領域で実現するときに当然のツールとして扱われるようになった現れだろう。

今、この文章を入力するのに使っている「日本語変換」と同じようなレベルでAIを使う時代になってきたのだろう。

AIの扱い

AIを「人間のような知能」と考えた時に、神様をどのように認識しているかでAIに対する認識も変わるという。上下関係を持つか水平関係を持つか。西洋は上下関係、東洋は水平関係の認知が多いようだ。

専門は広く少し深めに

多くの人は1つの専門領域を狭く深く突き詰めるよりは、広めにしかし従来より少し深く「知る」ことが重要になる。知ることで実現するときに調べることが出来作ることもできる。なにか1つ強みを持つことは、他の領域に進出したときの心のゆとりにつながる。そういう意味で広く知る事と同じぐらいに強みと言える領域を持たなくてはならない。

AIを使いこなす

今はAIを使いこなす人物が強い時代に入ったという。AIを使いこなすために、問題を定義して解決するためのデータを収集する仕組みが描けることも大事だろう。

ゲームのAIに手加減してもらっている

ゲームは閉じた世界のため制約が無ければどこまでも強くなる。しかし、ゲームは人間が楽しむためのビジネスだから楽しめるレベルまで手加減をするよう制約しているという。

興味として一切の手加減をしないAIとの対戦を見てみたい。