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主ターゲットは非ApplePayユーザー層か

交通系ICカード決済が十分に普及した状況で、ユーザーにとっての「d払い」に利点は少ない。ICカードのチャージ忘れが起きない程度で、スマホを操作して画面を表示するという決済ステップ数が増えただけに思える。しかし、想定する主ターゲット層はApplePay利用者層と被ると考え、その中で端末の制限でApplePayを利用していない層が十分に大きいとすればユーザー情報収集が出来るだろう。

ローソンのメニュー提案に役立つ

ローソンが実験店舗をオープンして食事のメニューを提示するようになり、かつ栄養士常駐でメニューを相談できると報道があった。おそらく、これを積み上げることでメニューを提案するサービスが展開するだろう。コンビニの自社開発商品は入れ替わりが多いが、商品の類似性や栄養バランスを加味しながら常に最新の商品を勧めることが出来る。

ユーザー間決済に踏み出せるか

決済手数料不要でユーザー間決済ができるようになるならば、交通系ICカードを超えて普及する可能性を秘めている。いまさら手数料で稼ぐ思考はしてないと思うが、ユーザー間決済を握れるならば還元しても安いだろう。